【 酔い止め薬。 】
この前の日曜日、
お知り合いの方の車に乗せて頂き、
皆で箱根の日帰り温泉に行くことに!
車に大変酔いやすいため、
急いで酔い止め薬を購入。
子供も飲める、
口で溶けるチュアブルのトラベルミン。
眠くならないと薬剤師さん太鼓判。
約束の時間の30分前に飲んで、
ランチを食べて、
(でも食べきれず残してしまい)
車に乗るまで時間が空いてしまったので
よそ様の車で酔ってはならぬと、
念のため、もう一錠、溶かし飲む…
(これがいけなかったのです…)
車の中では、楽しくお話しつつ、
珍しく苦手な飴を舐め続け、
熱い白湯をすすり続けて。
箱根についたときには、
なんだかおしっこが出にくい残尿感と、
浮遊感。
静かで絶景な湯船に浸かっていたら、
ウトウト…身体が重い…
顔が濡れて力が出ない…ジャ…ムおじさん…
帰宅するころには、もう激しい眠気。
夕方以降の記憶があいまい。
というか、ほとんどない。
そのまま、まるまる翌日の夜まで、
頭の芯から痺れる眠気が取れず…
(今もまだ残ってる感覚…)
おかしい…
私は薬の副作用が出やすいのですけど、
思いっきり反応…しすぎじゃないか?
トラベルミンの主成分、
ジフェンヒドラミン塩酸塩。
メニエールや不眠の方に処方されると知り、
ちょっと調べてみました。
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・アレルギーの症状をおさえるお薬
【働き】
このお薬は、ヒスタミンの受容体をブロックし、その働きをおさえることで アレルギー症状を緩和します。カゼや花粉症をふくめ、アレルギーにもとづくクシャミや鼻水、じんま疹やかゆみなどに有効です。
【 特徴 】
開発がたいへん古い第1世代の抗ヒスタミン薬です。比較的速効性で作用時間は短いです。くしゃみや鼻水、かゆみによく効きますが、鼻づまりにはあまり効きません。第1世代の欠点は、抗コリン作用にもとづく口の渇きや排尿障害などいろいろ副作用がでやすい点です。また、脂溶性が高く脳に入りやすいので、眠気や集中力の低下といった中枢抑制作用もみられます。
第1世代抗ヒスタミン薬の使用実績はたいへん豊富です。口の渇きや眠気は多いものの、ある意味安全性が確立されているわけです。最近は第2世代の抗ヒスタミン薬に処方が移りましたが、かゆみで眠れない場合など鎮静作用をかねて用いるとよいかもしれません。なお、市販薬においては睡眠薬としても販売されています。
【注意する人】
緑内障のある人や、前立腺肥大症などで尿の出の悪い人には用いません。それらの病状が悪化するおそれがあるためです。
【飲み合わせ・食べ合わせ】
安定剤など脳の神経をしずめる薬と併用すると、眠気の副作用がでやすくなります。
一部の安定剤や抗うつ薬(三環系)、胃腸薬(鎮痙薬)との併用により、口の渇きや排尿困難、便秘などの副作用がでやすくなります。
飲酒は控えてください。めまいや眠気などの副作用がでやすくなります。
【使用にあたり】
人によっては眠気をもよおします。また眠くなくても集中力や注意力が低下することがあります。車の運転をふくめ危険をともなう機械の操作や作業は避けてください。
【適用】
じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎)、春季カタルに伴うそう痒、枯草熱、急性鼻炎、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎。
【応用】
医師の判断で、別の病気に応用されるかもしれません(乗り物酔い、メニエル病、パーキンソン病、不眠症)。
【副作用】
わりと多いのは、眠気やけん怠感です。たいてい心配ないですが、ひどいようでしたら早めに医師に相談してください。
そのほか、頭重感、目のかすみ、排尿困難、動悸、便秘などもみられます。もともと前立腺肥大症のある人や、高齢の男性では、排尿の具合に注意してください。
眠気、だるい、めまい、頭痛、頭重感
口の渇き、吐き気、食欲不振、便秘
動悸(ドキドキ感)
排尿困難(尿が出にくい)、目のかすみ
発疹
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((((;゚Д゚)))))))
ぇ━(((((;゚Д゚))))))))━!!!
おぉぉぉ…副作用がすごい。
珍しくランチが食べきれなかったのも、
これの仕業か…悔しい…
睡眠調節剤ドリエルの主成分も、
このジフェンヒドラミン塩酸塩と知り。
おいおいおい…怖いな…!!
となっております。
これをお子さんも飲むわけですから、
酔い止めを飲ませたら、
口がすごく乾くので水分補給と、
おしっこの出の確認、
激しく眠気が襲うので、
そこらへんも副作用ですから、
怒ったりしないであげてくださいね。
私、記憶が、途切れるほどでしたから…
合う合わない、というのもありますので、量の調節も大切ですね。
半分に割るとか。
乗り物酔いは、本当に辛く、
子供心に地獄でした…
楽になることと引き換えに、
脳の中枢神経機能に作用し、
敏感な方は副作用が出ますので、
たかが酔い止め、
されど酔い止め…
異なる成分のセンパアや、
その他の酔い止めも同じことなので、
ご留意くださいね。
薬は魔法ではない、ということ、
仕組みをしっかり調べていくこと、
大切だなぁ…としみじみ感じました。