【 E-RYT 200 】
世に溢れるヨガ資格講習を前に、
『ヨガに資格なんて…』と、斜め45度から見ていた私ですが。
2013年に、
取得していなかった全米ヨガアライアンス200時間のTTCを受講しました。
(他のTTCを100時間以上、受けていたのですけどね)
全米ヨガアライアンスを持っていることが、
ヨガ講師としての最低限…という風潮の中で。
私はそれまでのヨガの学びや、
幼い頃から武道を通して培ったスキルと、
不思議なご縁と流れで、
あれよあれよとヨガイントラになっていました。
自分の受け持つ生徒さんたちが、
ちらほらRYT200を取得し始め。
うーん、これではいかんな…という感覚と、
プライベートの大きな変化の波もあり、
えいやと思いきって受講した2013年。
私と同じようなイントラさんや、
ヨガがまったく初めてです!という方、
経験もレベルもそれぞれのメンバー。
そのメンバーを指導してくださるのは、
ハワイからいらっしゃった、
アイアンガーの視点を持った、
アシュタンガヨガの先生2人から、
みっちり色々と教わりました。
イントラだったからこそ、
分かるアレコレがたくさんあり。
あの人数を、1ヶ月200時間、
怪我なく集中させていくのは、
とてつもないことだな…と、
しみじみ思っておりました。
一緒に受講した皆から、私は、
『マミー(お母さん)』
と呼ばれてました…
偉そうだったんでしょうね(笑)
濃厚なトレーニングを終えて、
いざ全米ヨガアライアンス申請…!と、
登録してお金払ったのに…
RYT200の認定カードが結局届かず、
なんだよなんだよ…
全米ヨガアライアンス…(。-_-。)
英語で問い合わせも面倒で、
斜め65度くらいの気持ちになり、
もういいや、となった、苦い思い出…。
あれから3年近く経ち、
私の次のステップが、
急に目の前に。
TTCを、私が、受け持つ。
私が、今度は逆に、
200時間のトレーニングの一部を受け持つことに。
ということで、急遽、
トレーニング指導に必要な、
E-RYT200の申請を、
全米ヨガアライアンスへ。
E-RYT200とは、
200TTC終了から2年以上、
指導時間が1000時間以上、
の申請基準があり。
カウントしてみたら、
1500時間近かった…
ワタクシ、がんばっていたのね…
いま、たくさんヨガ資格がありますが、
全米ヨガアライアンス200の為には、
E-RYTを持つ指導者から、
RYT200に必要なカリキュラムを学び、
修了書をもらえます。
その後、
そのままでも問題ないのですが、
RYT200に登録した場合、
その資格を保持するには、
指導時間や、
E-RYTを持つ各国の先生からワークショップを受けたりと、
色々と条件があります。
…ね、面倒でしょう…(°_°)
登録してなくても、
ヨガ講師として活躍できるので、
みんな(ワタクシ)放置しちゃう…
しかし今回はサクサク登録できて、
無事にE-RYT200登録となりました。
わーい、と思いつつ、
私の中の小さな私が、
ざわざわしています。
『あなたにできるの?本当に?』
この感覚、久しぶり。
ヨガのインストラクターになることをずっと渋っていたときも、
同じ声がしていました。
『あなたよりヨガが上手な人はたくさんいる』
恐れ。
怖れ。
もっと上手じゃないと。
もっと完璧じゃないと。
私にはまだ早い。
そう思っていたのに、
全米ヨガアライアンスとか持っていなかったのに、
たった一度の代行で、
受講した生徒さんたちから、
『寿香先生の次のクラスはいつですか』とカウンターに予約が溢れ、
そのまま自由が丘のヨガスタジオで、
レギュラークラスが決まってしまった…
あのときの、私の驚き。
いいんだ、私で。
こんなに喜ばれるんだ、今の私で。
うんうん。
今なら、大丈夫。
今の私のままで、大丈夫。
思っている以上に、
私の中には、
皆さんと分かち合える宝物がたくさんあって。
それはけして、減りはしない。
またこうやって、
導かれていく。
不思議な流れに、
怖れず、
身をゆだねていく。
その先に、
また体験が広がる。
楽しみです。
うふふ。