【 変性意識 〜 ルン・ルの会 ① 〜 】
先日、ちょっと変わった勉強会に、
思いきって参加してきました。
私も、他の方のブログを読んで心の準備ができたので、
備忘録として綴っていきます。
きっかけは、こちらの本。
『緩むこと』
それは私のテーマだったので、
手に取ってみましたら。
あまりの、この先生すごいよ!推しに、
ふーん…とパラパラめくって、
そっと…書棚に戻し…
そのあとすっかり忘れておりました。
(↑ここが後になってポイントに)
そうこうしていて、
改めて、
響きとはなにか、
リラックスや身体のこと、
あれこれを調べなおしているうちに
この先生のサイトにたどり着き。
引き寄せられるように、
ぽっかりその時間が空いてたので、
先生に申込のお電話。
ルン・ルの会とは、
「速読を越える速読、サイバーリーディング」
「あらゆる事象の意味や仕組みを瞬時に読み解けるようになる速読法」
うん、興味深い(アヤシい)
幼い頃から、
事前に、
参加された方のブログをあれこれ読んで、心の準備。
とりあえず、皆さんが言うには、
・速読と掲げてるが、寝てるだけ…
・何が起きたか分かんない…
・そりゃあもうぐっすり寝ちゃう…
うん……
ヨガニドラか?(´・_・`)
ヨガニドラならその学びを、
また皆がそんなに眠ってしまう先生の声の秘密を知りたくて、
いざ半蔵門へ。
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麹町区民館の大きな和室。
そこに座布団が4枚ほど重ねて、
いくつも積み上げてある。
もう寝てる方もいらっしゃる。
15分前くらいに、
先生と、
他の参加者も続々と到着。
30人弱くらい。
先生が、
皆が横になれるよう位置を指示。
私は座布団5枚と、
持参のブランケットでふっかふかのベットを作り一安心。
隣のマスクおじさんが咳をしていて、
風邪がうつらないか一抹の不安。
反対側の隣の隣のおじさんは、
慣れているようで、
「突然始まりますよ…」と教えてくれる。
トイレには、好きなタイミングで行けば良いとのアナウンス。
『始まると響きに影響するので、携帯のバイブは切ってください』
電気が消されて、いよいよ開始。
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最初の5分間ほど、
先生が無言で歩き回る。
角かどで止まる。
私の頭の上を通られるとき、
何か、圧のような、ゾワッとした感覚。
低音のような振動、何か唱えてる?
そしておもむろに、
『ぃい〜えぇえ〜ぃい〜ぇぇえ〜…
◯☆◉そぅわぁかぁぁ〜ぁぁりがとぅござぃますぅぅ〜ぃい〜えぇえ〜…』
小さく、けれどよく響く声で唱えだしていく。
突然始まったのと、
思いのほかの出来事に、
ちょっと面白くなってしまい…
ふつふつと笑いがこみあげる…
いかん、笑ってはいかん…と震える…
ばしーん、どぉぉぉーん、
階下の剣道場の振動と音がすさまじく、
携帯のバイブどころではない。イラッとする。
『数を数えていくぅのでぇ、1行ずつ…』
と、なにやら速読らしき指示が。
え、本?
どんなイメージで?え?
戸惑いつつ、
ひぃ〜…ふぅ〜…みぃ〜…よぉぉ〜…
というカウントに、
1行、
1ページ、
2ページ、
8ページ、
16ページ…
と、言われるがまま、
よくわからずイメージしていく。
よく分からなくて、
もっとイラっとして、
なんだよぅ…と思っていたら。
……寝てましたΣ(●゚д゚●)
ぐぐーーーっと深く寝て、
猛烈にお小水がしたくて、
そっと起きてトイレへ。
「本ってなんだよぅ、説明がないじゃない・・」
あーあ失敗したか・・と思いつつ、再び会場へ。
休憩がある、と言われていたのですが、今回はなくて。
また始めから…と、
繰り返される先生の言葉。
今度は、
意識的にまぶたを閉じずに指示を聴く。
白隠禅師の軟酥の法に似た、
頭の上の金の卵を体温で溶かすイメージの誘導、
生命のエネルギーの渦に包まれる…と繰り返される言葉。
本をすっ飛ばして読むイメージでは、
16ページ…と言われたとき、
私の中で、何か固執したイメージがバラバラっと外れて。
(マインドが、もういいや、えい、と判断することを手放したのです)
『パラパラ漫画みたいに本をばーっと開いて閉じる』イメージに。
そうすると、
点のイメージだった文字らしきものたちが、キラキラ光ってる…
そして、
えぇーいめんどくさい、
こっちのほうが早いわい、と、
光る本を丸ごと、がぶりがぶりと飲み込むイメージ…
あぁ、ドラえもんの暗記パンって、
こうなんだろうなぁ…と、
ふたたびトロトロと眠りかけながら思う。
1時間半ほどで、ゆっくりと覚醒へ・・・。
久々に、すごい深く眠ったような感覚に。
(続く)