【 内なる空間 】
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अविनाशि तु तद्विद्धि येन सर्वमिदं ततम् ।
विनाशमव्ययस्यास्य न कश्चित्कर्तुमर्हति ॥ १७ ॥
avināśi tu tadviddhi yena sarvamidaṁ tatam |
vināśamavyayasyāsya na kaścitkartumarhati || 17 ||
この全世界を形作るものは、不滅であると知りなさい。
この不滅のものを破壊することは、誰にもできない。
バガヴァット・ギーター/2−17
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たとえば、自分の力ではどうすることもできない、と感じる時。
もしくは、身近なあれこれを無作為に手に取るようなときにも。
『小さな自分』が、
その小さな世界のなかで対処対応していることに、
静かに、静かに気づいていく。
気づけた瞬間、
『内なる空間』が生まれる。
ふふ、と、少し微笑めたら、『内なる空間』が生まれたしるし。
その『内なる空間』に、招きいれる。
自分を包む、大いなるものを。
神さま、でも、
仏さま、でも、
エンジェル、でも、
自分の内側に響く呼び方があるなら、なんだっていい。
そして、ゆだねる。
すべてを。
結果を思い描こうとせず。
ただ、最良であるものが、最良のタイミングで訪れることを、
ゆだねていく。
もし、試してみたいなら。
ひと呼吸、ひと呼吸を、
世界に捧げるイメージで。
自分の肉体もまた、あるひとつの導き手として、
世の中の為に使ってもらえるよう、手放していく。
怖れない、とは、そういうことなんだ。
怖れない、とは、そういうことなんだ。