母と娘、二人のヨガ。

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身体を取り巻く外の世界でさえ、

一切を包含するマンダラへと成長し、

その救心的な輪は、

穏やかな水面に投げられた石によって

生ずる波紋のように、

無限の中に消滅するまで、

どんどん広がるのである。

ラマ・A・ゴヴィンダ「チベット密教の真理」

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今日はお嬢様がお母様をお連れ下さっての、

LotusBirdでの母娘ヨガレッスンでした。

「ヨガはやったことがないのです」

すらりとしたお母様は微笑まれます。

駅までお迎えし、道を歩きながら、

お身体の気になることをヒアリング。

お母様は肩や肩甲骨の凝り、

お嬢様もお仕事による肩こりやむくみ等々。

なんとなく、お話の間にお二人に必要なテーマをイメージ。

シンギングボウルの倍音を奏でながら、

AUMのチャンティングから始めます。

深く息を吐き出すこと。

AUMの響きを細胞の奥まで広げていきます。

ゆっくりと、首から動き始め、

背中のしなやかさを取り戻す流れへ。

最初に「ここが気になる」とお話くださっても、

お身体を見ていくうちに、

本当は「意識していない違う場所」が、

滞っていたり、問題を抱えていたりします。

お母様は呼吸が浅く、

肋骨が広がらなくて、空気が入って行かない感じ。

お嬢様は、お腹のマニプーラチャクラと、

腎臓が弱っている感じ。




他にもいろいろと気がついたことをお話ししながら、

お家でもできるアプローチもシェア。

アーサナを次々と行うのではなく、

身体の鍵を開いていく作業を重ねていく時間。



せっかくの母娘のヨガなので、

二人で互いの背中を感じ合うアーサナや、


シンギングボウルでのヒーリングを手伝っていただいて、

お互いの身体をマッサージ。



身体を感じる。


その鍵を、

奥深く沈んだ湖の底から、

ゆっくりと引き上げるような感覚。



最後に、写真を撮らせていただきました。




互いを仏として、目を閉じる、

美しい二人のヨガです。

感謝をこめて。